2018年3月18日日曜日

ウォーレスの人魚 岩井俊二


【この本を選んだ理由】

SFが好きで、特に科学ネタや生命ネタが好きです。現実に近い夢がありますよね。そんな作品を探していて、古本屋で出会いました。

【感想】

実在する人物イギリスの地質学者・博物学者アルフレッド・ラッセル・ウォーレスが人魚を発見し、種の起源のミッシング・リンクだとするが、当時の時代からは突拍子もないはなしのため変人扱いされてします。そんな過去から現代に移り、人魚の末裔が発見されるというストーリ。

歴史的にもウォーレスと種の起源をだしたダーウィンは接点があり、どちらが種の起源を先に出すかというところだったようです。
当時の学会(今もかもしれませんが)は、有名、無名で発表する内容の信憑性もついてくる時代だったようです。それでウォーレスはダーウィンに譲ったというような話も見かけたことがあります。

歴史背景になぞられ、ミステリアスな生命のつながり(猿から人への掛けたピース:ミッシング・リンク)を人魚として綴られる少年少女の物語。

残された種の寂しさや、残された種が出会える奇跡。いろいろな思いが混ぜられた感動作といえます。

私はこの小説を「マタアイマショウ」(SEAMO)を聞きながら読んでいました。
透明感のある海をイメージさせる小説とベストマッチな曲だと思います。
あとは、ここにいるよfeat.青山テルマ( SoulJa)も合いますね。

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